グロが苦手なゾンビ

雑記ブログに転向しました。ホラー映画ばっかり見てると辛いもん。

悪魔の棲む家

あいうえお順ホラー第11作はこちら
悪魔の棲む家

 悪魔のがつけばなんでもホラーになるという風潮。

あらすじ
とある豪邸に引っ越してきた一家。初めは夢の豪邸生活を楽しむ一家だったが、徐々に奇妙な現象が起き始める。奇妙な出来事に加えて、毎晩のように殺せという謎の声が聞こえ、父親は精神に異常をきたしていく。調べていくうちにその豪邸はひと昔前に一家虐殺事件があった曰くつきの物件だったことがわかる。そして住み始めて28日後、何かが起きる。

感想
タイトル通り、家がメインのホラー。作中では家に殺されると表現される。ベタなタイトルだと思っていたが、意外にも好印象。

なんでそんなことしちゃうの?みたいな急展開がホラー映画にはたまにあるけど、今作は無理な展開が感じられなくて良かった。家の中で起こる奇妙な出来事が少しずつエスカレートしていくため、父親が少しずつ狂っていくことに説得力を感じる。
出し惜しみをせず、過去の惨劇との繋がりや諸悪の根源まで明らかになったことも好印象。何か不思議な現象で片付けられるともやもやしちゃうけど、見た後は全てが繋がりすっきり終われる作品。
悪魔が家に取り付いているので、直接悪魔が手を下すことはない。あくまでドアを開けられなくするといったアシストのみ。人を使って人を殺させるのは悪魔のタチの悪さを表しているし、家が人を殺すというコンセプトをわかりやすく表現している。

まとめ

話の流れがわかりやすい王道ホラーであった。

次回は悪魔の起源 ジン。正直かなりハードルが高いタイトルだと思うよ。