アーバンエクスプローラー
あいうえお順ホラー第22作目はこちら。
アーバンエクスプローラー
アーバンエクスプロールは都会の地下などを探検することらしい。都会が爆発する話かと思った。
あらすじ
現代の4人の若者と1人のガイドがナチスの基地に行ってみたら、まだ戦争を続けていると勘違いしているおじさんに拷問されたり散々な目にあっちゃう話。
感想
奇人のホラー。登場人物はおバカさんばかりだし、後半の流れはご都合主義であまり面白くはないかな。
おバカさん達と後半の流れ
ツッコミだすとキリがないけど、後半の奇人から逃げるパートのテンポの悪さは見ててモヤモヤすること間違いなし。以下雑記。
・4人の若者のうち、1人の女が拷問される
→恋人の男は窓越しにその様を見続けるだけ
・恋人男が音で奇人をおびき寄せて部屋に閉じ込める
→テニスコートとかによくある穴に鉄棒を通すタイプの鍵で、錠の代わりにフォークを使う
→速攻奇人に脱出される
・奇人を一旦倒すも止めは刺さない
・穴に落ちた女を助けるため、ロープを取りに奇人の部屋に戻る勇敢な恋人男、そして死亡
→落ちた穴の脇に出口があり、女だけ脱出
・女が穴に落ちたこともわからなかった奇人が、謎の追跡力で女を追い詰める
・女が地下鉄のホームになんとかたどり着く
→なぜか地下鉄に乗車し、結局奇人に捕まる女
・あんなに拷問したがってたのにあっさり女を殺しちゃう奇人
等々、後半だけでなく、全体を通して『もう何やってんの』ってずっと言ってた。
4人のうちの2人の女は実はレズカップルでしたとか本当にどうでもいいわー、と思ってたらwikiにこう書いてあった。
それで若者4人の国籍がばらばらだったり、同性愛者が出てくるわけか。まだ分かっていないことがあるかもしれない。
まとめ
話の流れは良くなかったと思うが、世界大戦あたりの予備知識があると変わった見方ができるかもしれない。都市伝説とか好きな人なら楽しめるかな。
次回はアフターショック。世界的なパンデミックの後に起こる人間の醜さを描く作品と予想。
出典
※1 「ネオナチ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2016年7月21日現在での最新版を取得。